コラーゲン摂取のメリットとは

メリット1)ハリと輝く潤いを取り戻す

透明感のある印象を与えることができるのは、角質層に十分な水分が補給されているからです。表皮は透明層、顆粒層、有棘層、基底層、角質層からなっており、とりわけ角質層は水分を保つことと、吸収に大きな役割をしています。しかし角質層には細胞はほとんど存在していなく、基底層の死んだ細胞の層がいずれ垢となって自然消滅するものです。

角質層が水分を貯蓄してくれるおかげでみずみずしく見せてくれるのは言うまでもありません。しかし水分だけでは蒸発してしまい、みずみずしさを維持するのが難しくなります。そこで必要なのがコレステロール、レシチン、ワックスなどの脂質です。さらに活性しながら体調を整えることで効果的な水分貯蓄ができるでしょう。

そして完全な若さを取り戻すには、真皮層に水分を届けることが重要です。エイジングケアクリームではこの真皮層まで届くことができず、あれこれメーカーを変えても結局は実感できないのです。真皮層には70%のコラーゲンがエラスチンとともに相互作用して美容を維持しています。そしてコラーゲンが補給されないと角質層が崩れて線維が切り裂かれてしまい表情に陰りが出る原因となってしまうのです。

角質層が常に水分で浸った状態でいるためには、年齢とともに減少していくコラーゲンをしっかりと補給していく必要があります。とりわけ40代に入ってからは表情の陰りなどを自覚する人が多くなり、早めのコラーゲンケアをすることで失いつつある若さをキープすることが必要とされます。

メリット2)骨粗しょう症の予防

骨粗鬆症とはカルシウムが溶け出してしまって骨の密度が低くなってしまう病気です。そのため少しぶつかっただけでも骨折しやすくなったりします。骨粗鬆症はかつては老化現象でしたが、ダイエットなどが原因で20~30代での若い人でも発生しやすくなっています。骨粗鬆症を予防するにはカルシウムを摂れば十分というわけではありません。骨の20~30%はコラーゲンでできており、ビタミンA、Dと一緒に働きかけることによりカルシウムを作っているのです。

さらにコラーゲンがカルシウムを捕えるには、適度な運動とバランスの良い栄養を摂取することが大切です。女性は閉経になると骨粗しょう症になりやすく、美容に老化を感じたら健康面にも目を向けてとりわけ意識して行うことが大切でしょう。1日に必要なカルシウム量1000~1500mg、コラーゲン、ビタミンDの摂取や30分の日光浴を毎日習慣づけるようにしましょう。

メリット3)新陳代謝を促進して、全身を若く健康的に

コラーゲンは全身のあらゆる部分に存在しており、透明感がなくなったり白髪になったりと老化現象があちこちでてくるのはコラーゲンが減少している証拠です。理想的な美容維持としては老化現象が出てくる前から少しづつ始めることです。
しかし若いうちはそんなことに関心がなく、それぞれの年齢に合った興味を持つものです。40歳になると老眼になったりしては年をとったなと、メガネをかけたりして自然の成り行きにしてしまうことが多いでしょう。しかしその原因がコラーゲンの衰えなら、めぐりを改善して若さを維持するようにすれば良いのです。

コラーゲンは白血球にエネルギーを与えることで免疫を高めるデータが出ており、海外でも敏感な体質の人や関節などの治療薬として積極的に使用されています。